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コラム 2016年10月3日
長く診察していると、他院にかかっている患者さんが、相談に来られる事もあります。
その際、私が、例えば、
「何でこんなに長く入院しているのですか?」
「何の目的で検査したのですか?」
と聞くと、「わからない」と答える患者さんが意外と多いのに驚きます。
つまり現在かかっている獣医さんとコミュニケーションが意外ととれてない方が意外と多いのです。
原因としては、獣医師の説明不足、又は飼い主さんが疑問に思っていても獣医師に遠慮して聞けない、などが挙げられます。
この事もなぜ飼い主さんが心配で他の病院を訪ねることになってしまったかを考えると
最初の段階で、飼い主さんと獣医師が
①この病気は治るのか?
②治らないのであれば、入院がなぜ必要なのか?
③入院費用や期間はどれくらいか?
を最初の段階で飼い主さんが納得するまで話していなかったからだと思います。
人によっては、「なんか怒られそう。」と言う方もいます。たしかに怒りそうな獣医さんも
いるかもしれませんが、私から言わせてもらうと質問に対して怒りだす獣医さんが、
万が一いたら、(実際そんな獣医さんはいませんので、安心して質問してください。)迷わず転院された方がいいと思います。飼い主さんも安心できるように
獣医さんとコミュニケーションをとっていきましょう。
*先日も「猫ちゃんの腎臓の病気で長く入院しているが、いっこうに治らないで心配で相談しにきました」という方がいらっしゃいました。
年齢や検査結果や治療経過を聞いた結果、その猫ちゃんは、腎臓の老化による腎不全だとわかりました。「老化」ということは残念ながらその病気は治らないという事です。
ただ飼い主さんは治ると信じて、猫ちゃんを長期入院させてました。このような事も
獣医師と飼い主様のコミュニケーション不足から起こる事です。
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